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●「花火大会よりもすごい花火の祭典 〜中国の旧正月〜」 新年明けましておめでとうございます。(2005年1月9日にこの文章を書いております)。 今年の干支は酉ですね。12歳、24歳、36歳……中国ではこういういわゆる年男・年女の人へ赤い下着をプレゼントする習慣があるそうです。まあ毎年年男・年女はいるわけで、デパートに行けばこの時期、下着売り場などで見かけるかと思います。
さてこうして2005年を迎えたわけですが、中国にいてるとなんだか新年を迎えた気がしません。 それもこれも中国の人は旧正月を区切りとしているので、街中はこれといって「新年明けましておめでとー!!」という雰囲気がないのです。前回のコラムで紹介したようにクリスマスの飾りをそのまま使った「A happy new year」の文字があるだけだったりします。 ですがこれが旧正月を迎えると一変してものすごく盛大になるのです。
どれぐらい盛大なのかというと、まず第一に打ち上げ花火のその数! みんな旧正月を待ちきれないのか前日の昼ごろからところどころで花火が打ちあがり始めます。それが夜の12時に近づくにつれ数が多くなり、旧正月になった瞬間にピークをむかえます。空は打ち上げ花火で昼のような明るさになり、地上では各家庭の玄関前で爆竹が鳴り続くのです。 それはまるで空爆とテロが一斉に始まったかのようなすさまじい音が当たり一面で鳴り響きます。みんな夜中3時〜4時ぐらいまで爆竹を鳴らし続け、この日ばかりは近所迷惑などとは無関係のようです。
去年の旧正月、私は中国人の友達のご好意で家にお邪魔させてもらい、その雰囲気をたっぷりと味わいました。 日本の大晦日に当たる旧正月の前日には家族で紅白歌合戦のような番組「春節聯歓晩会[chun1 jie2 lian2 huan1 wan3 hui4]」を観たり、準備したご馳走をみんなでワイワイ楽しく食べたりしました。
午前0時を待ちきれなかった友達のお父さん、勢いよく玄関の外へ飛び出し外で爆竹を鳴らしまくり、大きな声で一言「新年好!![xin1 nian2 hao3 !!]」。 こうしてやっと中国の人は日本より遅れること約1ヶ月、やっと新年を迎えるのです。 それにしても去年初めて中国の旧正月を体験しましたが、印象は、と言われるとやはり「花火」ですね。あれだけの量の花火が、花火大会よりもすごく、しかもタダで見れるのですから。
旧正月はお店の大半がお休みしてしまうので観光には不向きかもしれませんが、この熱気を味わいたいという方には是非お薦めします。
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