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●中国人女性と恋愛事情
5 「婦人開放」−木子美の衝撃
「『婦人解放』は毛沢東の唯一の良策だ」という冗談もあるが、解放されてから半世紀以上たち、経済の"改革・開放"を経て、中国人女性は性的にもだいぶ「開放」的になったようだ。 今回は恋愛事情からは少し離れて、ある一人の女性を紹介したいと思う。
去年ある一人の中国人女性が中国全土を騒がせ、社会現象になった。 彼女の名前は"木子美"(ムーヅメイ)。ちなみにペンネームだ。 彼女は広州に住む編集業の女性で、ネットのblog上で性生活を日記にして赤裸々に公開し、大反響を呼んだ。 日記は、もともとアクセスが決して多いわけではなかったが、相手の一人として実名で、某有名ロック歌手があがったことから一気に有名になった。
彼女は「身体で文章を書く」と言われ、その日記は、《遺情書》(日本語訳;遺言ラブレター)というタイトルで街に売られている。 彼女はこの現象が起きたあと、男性記者のインタビューに次のように答えたという。 「要采訪我,必須先和我上床;在床上能用多長時間,我就給(イ尓)多長時間的采訪。」 (私をインタビューしたかったら、先に必ず私と寝なきゃいけない。 ベッドで使った時間の分だけ、私はあなたにインタビューをさせてあげる)
そんな彼女の日記は、"性"という社会風土的にタブー感のあることを、民間人がネットという公の場でやったことで、賛否両論集まる大騒動となった。 この人だけをあげて、中国女性が開放的になった、というのは無理があるが、実際現地で生活し、中国人の友人と付き合う中で、意外に開放的だな、という感想を持ったことも事実だ。
悩みは私たちと変わらない。
彼氏が浮気したから自分もした、と言う友人。
高校の時、クラスに中絶経験のある女性がいた、という友人。
木子美の日記にも頻繁に登場する"一夜情"(一晩だけ)という言葉。
存在する現象や問題は日本とあまり変わりがない。 日本人が持つ中国人女性へのイメージはどうだろう?社会主義国家という堅い国家のイメージがそのまま、中国国民、中国女性へ反映されていないだろか?
社会主義国家の中で、中国独自の資本主義は確実に人々の精神面にも大きな影響を与えている。
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